トレース ドラマ

科捜研と言えば女…

というのが定説ですが、今回のドラマは『科捜研の男』!

『トレース~科捜研の男~』は人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」が原作です。

作者は元科捜研の男とのことで、リアリティーあふれるストーリーが期待できますね!

ここでは『トレース~科捜研の男~』第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想をお伝えしていきます。

トレース~科捜研の男~は
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トレース~科捜研の男~1話 あらすじ・ネタバレ

警視庁科学捜査研究所に、新人の沢口ノンナ(新木優子)が着任した。

法医科科長の海塚律子(小雪)からメンバーに紹介されていると、「犬がくわえていた人の手」の件で、捜査1課の虎丸良平(船越英一郎)・猪瀬祐人(矢本悠馬)がやって来た。

真野礼二(錦戸亮)は付着物に珪藻と通常量の20倍にあたるマンガンがあったと報告する。

虎丸は決めつけで多摩川の捜索を指示するが、礼二は「この珪藻や高濃度のマンガンは日原川を指している」と言い、捜査に向かおうとする。

海塚科長は、ノンナも同行するように言う。

礼二の推測通り、女性のバラバラの遺体の残りを発見するノンナ。

そこには自生していないピンクの花も落ちていた。

虎丸は勝手な捜査を怒ったが…。

司法解剖の結果、

  • 死因は失血死、刺殺
  • 死亡は4日前
  • 被害者は生前からDVを受けており、火傷もあった

とわかる。

そのニュースをみて訪ねてきた五十嵐千鶴(森口瑤子)と著名人の五十嵐康信(吹越満)。

検査の結果、被害者は千鶴の娘・美加と判明。

美加はここ数日ホテルに滞在していた。

ホテルの浴室には血液反応はなく、納得のいかない礼二はノンナが止めるのも聞かず、部屋中くまなく調査する。

この部屋で発見されたのは、

  • ご遺体と埋まっていた花と同じ花粉
  • 美加の母親・千鶴の髪の毛

だった。

千鶴はホテルに呼び出された、部屋で美加を待っていたが、戻ってこなかったと証言する。

「何で今まで黙っていたんですか?」と詰問する虎丸。

どうやら康信のDVが絡んでいるらしい。

虎丸は、父親が娘を殺害、バラバラにして運び出したのだと推理するが、「気持ちが悪い、証拠がない」と礼二はけなす。

怒鳴り散らす虎丸は「鑑識はだれがやっても同じ」と、ノンナを担当にしろという。

ノンナは「キミと同じように生きていた人間だ」という礼二の言葉に影響され、五十嵐美加のインスタを検索してみた。

一方「バラバラ死体!」の週刊誌の記事を食い入るように見た礼二は、研究室に戻ってくる。

礼二に「怖いんです」とノンナ。

新米の自分が何かを見落とし、真相にたどり着けないかも…と怖いのだ。

礼二は「考えうるすべてを追及するんだ」と励ます。

五十嵐美加が残した“想い”に答えて無念を晴らせるのはお前しかいない、頼む、と言うのだった。

家宅捜索でノンナはバスルームの検査をするが、血液反応はでなかった。

ノンナは居間の写真を見て、火傷の跡が母親と娘、二人おそろいだと指摘した礼二の言葉を振り返り、千鶴にぶつける。

虎丸に怒られ科長にもたしなめられたが…。

思いが通じで、千鶴が血の付いたガラスの鉢を提出する。

康信は殴ったことは認めるが、美加は帰っていったと主張する。

虎丸は、風呂場の再鑑定をノンナに命じるが、礼二はマンションを出る前に別の事件に巻き込まれたかも、という。

主観的な言葉より、鑑定結果こそが真実だと言い切る礼二。

怒る虎丸に、海塚科長は礼二を鑑定に戻すように進言する。

再鑑定。

なかなか血液反応が出なかったが、マンションの廊下に、ほんの一筋の血痕を発見する。

何と五十嵐家の隣人、富田のドアの真ん前だった。

美加は会社の先輩と婚約、しかし母親を残して幸せにはなれないと、母親をホテルに留め、康信と話すために実家へ行った。

結婚の報告をしたが、康信は美加をクズ呼ばわりし、果物皿で殴ってしまった。

美加は康信にタンカを切り「この世に幸せになっちゃいけない人間なんていない!」と言って出ていった。

傷は負っているけれど、幸せそうだったのに…。

そこを隣の部屋の富田が、引きずりこんだのだ。

富田は自分も父親にDVを受けた過去があり、盗聴して事情を知った美加に共感を強要し、監禁。

しかし美加が逃げようとしたため、刺してしまったのだ。

現場に落ちていた花は、富田からの手向けのつもりだったらしい。

美加の母親が育てていたものだった。

千鶴は康信をDVで訴える決心した。

「読みが当たったな」と、虎丸刑事はしぶしぶ礼二を認める。

しかし、礼二にもひとつだけ間違っていたことがあった。

母娘の火傷の跡だ。

実は、幼い美加の方が母親を守るために、煮えたぎるシチューを持った父親の前に飛び出したのだった。

「ダメな母親」「何のためにあの子は生まれてきたのか」と嘆く千鶴。

礼二は「美加さんはお母さんを地獄から救い出すために、生まれてきたのではないでしょうか」と母親に語りかけるのだった。

それを聞いて涙ぐみ、ごまかして「引き分けだ」という虎丸。

礼二は火傷の事情を間違え、虎丸は真犯人を間違えたので「負けたわけじゃない」という。

ノンナはと礼二をほめ「最後に正義は勝つんですね」と嬉しそうだ。

しかし、礼二はその言葉に引っかかる。

「正義が勝てなかった」過去の事件を思い出して、礼二は1人叫ぶのだった。

トレース 第1話の感想

初回からバラバラ殺人やDV夫の話で、ドラマ自体も思いのほか硬派な刑事ドラマでした。

錦戸亮演じる真野礼二が、予想していたよりもずっとクールでかっこよかったです。

時折「科捜研は捜査しない」という話が出てきて、「科捜研の女」に対する反発もあるのかな、と思えました。

でも、礼二自身の雰囲気としては、真実のカケラを手に入れるためなら捜査もいとわない、というイメージですね。

いい意味で目立っていたのが新木優子演じる沢口ノンナです。

新人でご遺体相手の仕事に慣れないイメージかと思いきや、むしろ「自分のミスで真犯人を見過ごしたくない」と考えるなんて、前向きでステキです。

礼二がノンナを無視せず、励ましているシーンは少しジーンと来るものがありました。

第1話では、捜査1課の虎丸刑事と礼二はひたすら仕事面で対立し、協力関係にはならなそうな方向でしたが、今後どういう関係に進化していくかには興味津々です。

原作に出てくるような過去のからみが反映されるのかも、合わせて楽しみです。