郷田真隆王将が二歩で反則負けをしてしまったと話題になりました。

プロ対局で二歩?!と驚きの声が上がっていますが、そもそも二歩ってどんな反則なんでしょう?

プロでも良くある反則なのかな?
と、ちょっと気になったので、二歩について調べてみました。


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二歩とは

二歩(にふ)とは、『歩』を将棋盤の同じ列に二枚置いてしまうこと

縦に二枚です。
二枚ぴったりくっつけて並べても、離れて二枚並べても、ダメ。

二歩を指すと反則負けとなります。

成った”と歩”(歩がひっくりかえって”と”になったもの)の場合は、二枚並べても大丈夫。

私は将棋をまったく知らないので、初めて二歩を見たとき”にふ”でなく”にほ”って読んじゃったくらいで「そんなルールあるんだ?」って思いましたが、本当に初歩中の初歩のルールだそうです。

二歩、プロでもあるミスなの?

プロでも二歩、たまにあるようです。
とても初歩的な反則の一つですが、初歩的過ぎて逆に起こりやすいのかな。

起こりやすいと言っても、やはり中々見られるものではないので、生で観られるとレアかも!という人も。
二歩での反則負けが起こるとニュースにもなりますので、珍しいことに違いはありませんね。

二歩を指してしまう理由として

・深読みし過ぎて
・追い詰められて、前の歩に気付かず
・攻めるのに夢中になりすぎて、うっかり
・時間がなく、思わず

ということが挙げられます。
どれも、「ついうっかり」というところがポイントでしょうか。

今回、二歩で反則負けしてしまった郷田王将は、先日ご結婚されたそうで、もしかしてそれが理由では?
とも言われています。
気持ちがフワフワしてたんじゃない?
っていうことでしょう。

どうでしょうね…
結婚したらむしろ気持ちが引き締まるような気もしますが…

今回の対局で、郷田王将は二度目の二歩だそうですので、さぞ辛いことだと思います。

二歩で反則負けすると一般的に…

二歩で反則負けしてしまったあとの棋士の心境ってどうなんでしょう…
と疑問に思いましたが、

それはそれは恥ずかしいものらしいです。
そして悔しい。
呆然としてしまうほどの心境になってしまうそう。

それほど、「まさか自分が?!」と思ってしまうような反則なんでしょうね。
二歩を指してしまって、現役を退いた棋士も過去にはいたみたい。

プロの二歩は、かなり奥が深いものなのでしょう。

プロ対局での二歩(2005年以降)

2005年以降、ここ10年間での二歩をまとめました。

2016年
郷田真隆(対 佐藤天彦)JT将棋

2015年
高橋道雄(対 安用寺孝功)銀河戦
橋本崇載(対 行方尚史)NHK杯

2007年
郷田真隆(対 佐藤康光)JT将棋

2006年
小林健二(対 小倉久史)順位戦
室岡克彦(対 瀬川晶司)棋聖戦

2005年
松尾歩(対 千崎学)NHK杯

以上です。
2005年以前も、同じくらいの件数で起こっている反則でした。

最後に

二歩って、こうしてみると、やはり珍しい反則ですね。
とっても少ない!
1年に多くて二度、まったくない年も続いています。
うん、これは確かに、生で観ることができたらレア!と思わざるを得ません。

そんなレアな反則負けですからは、二歩…指してしまった棋士の心境はそうとうなものでしょうね…。

プロ野球のエラーのようなものでしょ?
という意見もあります。
それも分かる気はしますが、プロ野球のエラーよりもキツイ気が…

ただ、将棋のプロの方というのは、一般人には計り知れない頭脳をお持ちなのは間違いないので、そんな頭脳がちょっとした弾みでおかしてしまった可愛いミス、と結論付けると人間らしくて良いかもしれません。

…って、そう思うの、私だけ?


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